ここ数年冬でも雨がほとんど降らず、
先月州知事が水使用量を削減するように宣言したばかり。
アメリカの家では、裏庭や前庭に芝生があるのが一般的。
緑の芝生は見た目はいいけれど、
あの広いエリアを芝刈りをしたり、肥料をあげたり、水をあげたりと
結構メンテナンスが大変。
特に青い芝生を保ちたければ水をたくさんあげないと、
夏なんてすぐに黄色くなってしまう。
だから最近フェイクグラスやartificial lawnと言って、
プラスティック製でも本物に見える偽芝生をインストールする家庭が増えている。
ピンからキリまであるけれど、
一見本物か偽物がわからないハイクオリティなものもある。
さて、カリフォルニアのコミュニティ事情について少し説明。
うちのように古くてどうでもいいエリアは別として、
新しいきれいなコミュニティーや
高級住宅街には必ずと言っていい程アソシエーションという管理会社がいる。
そこがコミュニティーを仕切っていて、
主に外側の景観を保ったり、
コミュニティー用のアメニティー(ジムとかプール)のメンテナンスや管理をする。
そしてアソシエーションによって細かい決まり事がある。
例えば、コミュニティーの景観を統一したい場合、
家をリモデルする時に、ドアの色や屋根の色が決まっていたり、
細かいところでは、何を庭に植えていいかまで決まっているとか。
本題はここから。
最近カリフォルニアのある住人が、前庭の芝生をフェイクグラスに代えた。
そうしたら、アソシエーションから訴えられ、
一日につき50ドルの罰金を請求されているそう。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhVXVTWAKwUX8rqdOtMz6N3Kun1sA_GXlhEywOEgqXbw-4kK0U6IMTk6Yhbx5aTXcsjE3AGsuKnfDUrVgMDfB1t3XGJ1Xw2BBxX4tUl8lizug9LGWvDSSTmXnCAlRlXIwcSLyQ3kQly45o/s1600/wow2.gif)
水をセーブしようとしてやったのに、何て理解がないんだろう!?
訴えたアソシエーションによると、
本当は許可を取ってからインストールするべきなのに、
許可を取らなかったことに問題があるそう。
規則が大事なのはわかるけど、
州全体で水をセーブしようって言う時にそれはあまりにもひどいんじゃない?
画面で見た限り、アップスケールなおうちで、
インストールもプロフェッショナルにされている。
1日につき50ドルなんて法外な罰金にしないで、
一括で100ドルぐらいにしたらいいんじゃないか。
と思わずにはいられない。
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