5月5日に、カリフォルニア州のwater boardが、
緊急の水不足規制を承認しました。
全体で25%の水使用量カットです。
市やwater districtによってカットする量が違うようですが、
8%〜36%のカットが義務づけられるます。
これは、3月に州知事が25%カットを宣言したことに基づく措置。
この目標が達せられないと、罰金になります。
が、問題は山積み。
まず、住人の意識がついていっていない。
場所によっては、特に高級住宅街は水の使用量が多い。
広い敷地と芝生が原因。
2013年の3月の水の使用量と今年の水の使用量では、
3%ぐらいしか変っていないというのも、深刻さの認識不足では。
次に人手不足。
昨年から1万件ほどの水の無駄使いレポートがあったらしいが、
それをチェックする人員がいない。
エージェントにワーニングされるだけでも改善につながると思うのだけれど、
何せ予算のないカリフォルニアだから、すぐに増員にはつながらない。
また、例えばアパートなどの集合住宅は、
アパートの部屋ごとに水のメーターがついている訳ではなく、
アパート全体で一つ。
水使用量の高い家庭をどうやって追求するのか?
等々。
しかし、自治体レベルでの努力はもう始まっている。
うちの側の歩道。両端に芝生があったのだけれど、
1月ぐらい前から何やら工事が始まった。
上に何かを撒いて、芝生が瞬く間に茶色になり、
その後芝生を取って掘り、パイプ等の工事をしていた。
そして先週ストリートをクローズし、住民を招いて
あまり水の必要ない「water friendly」な植物に植える行事を大々的に行った。
大きなストリートの中央分離帯に使われている芝生や植物の植え替えも進んでいる。
昨日久しぶりに雨が降った。
この辺は多分10分程勢い良く降って終わってしまったけれど、
今日も曇り空。
人によっては、大きなバケツを外に置いて水をため、
それを庭に使っているよう。
地道な努力は大きな一歩!。
私もお米を洗った後のお水や、
子供達が学校に持っていった水を、全部飲まずに帰ってきたら
庭に撒いたりと、
小さくても出来ることを始めました。
雨雨降れ降れ〜。
0 件のコメント:
コメントを投稿