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2015年4月23日木曜日

干ばつで芝生をフェイクグラスにしたのに。。。

カリフォルニアは100年に1度といわれるほどの水不足。
ここ数年冬でも雨がほとんど降らず、
先月州知事が水使用量を削減するように宣言したばかり。

アメリカの家では、裏庭や前庭に芝生があるのが一般的。
緑の芝生は見た目はいいけれど、
あの広いエリアを芝刈りをしたり、肥料をあげたり、水をあげたりと
結構メンテナンスが大変。
特に青い芝生を保ちたければ水をたくさんあげないと、
夏なんてすぐに黄色くなってしまう。

だから最近フェイクグラスやartificial lawnと言って、
プラスティック製でも本物に見える偽芝生をインストールする家庭が増えている。
ピンからキリまであるけれど、
一見本物か偽物がわからないハイクオリティなものもある。

さて、カリフォルニアのコミュニティ事情について少し説明。
うちのように古くてどうでもいいエリアは別として、
新しいきれいなコミュニティーや
高級住宅街には必ずと言っていい程アソシエーションという管理会社がいる。
そこがコミュニティーを仕切っていて、
主に外側の景観を保ったり、
コミュニティー用のアメニティー(ジムとかプール)のメンテナンスや管理をする。
そしてアソシエーションによって細かい決まり事がある。

例えば、コミュニティーの景観を統一したい場合、
家をリモデルする時に、ドアの色や屋根の色が決まっていたり、
細かいところでは、何を庭に植えていいかまで決まっているとか。

本題はここから。
最近カリフォルニアのある住人が、前庭の芝生をフェイクグラスに代えた。
そうしたら、アソシエーションから訴えられ、
一日につき50ドルの罰金を請求されているそう。



水をセーブしようとしてやったのに、何て理解がないんだろう!?

訴えたアソシエーションによると、
本当は許可を取ってからインストールするべきなのに、
許可を取らなかったことに問題があるそう。

規則が大事なのはわかるけど、
州全体で水をセーブしようって言う時にそれはあまりにもひどいんじゃない?
画面で見た限り、アップスケールなおうちで、
インストールもプロフェッショナルにされている。
1日につき50ドルなんて法外な罰金にしないで、
一括で100ドルぐらいにしたらいいんじゃないか。

と思わずにはいられない。

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